創始者:友永 淳子

“ヨーガを通していつのまにか
自分が大きく変化している事に気づくと思います。”
創始者 友永 淳子(1944-2024)

体操を始めた頃

ヨーガを始めた頃 高校講師時代
友永淳子がヨーガに出会うまで 1944-1968
終戦間際の群馬県高崎市に生まれた淳子は、三人兄妹の末っ子として、父忠雄に特に可愛がられて育ちました。
あまり身体が丈夫ではなかった淳子でしたが、中学に上がった時から体操を始め、高校時代には選手として県大会優勝し、全国大会にも出るようになります。
そして東京女子体育大学を卒業後、保健体育の教師として都内で働きはじめました。
健康とは何かを教える立場にありましたが、その本人は肋間神経痛、生理痛、片頭痛、天気痛、乱視に低血圧、貧血などなど、不調に悩まされ、朝起きてからコーヒーを何杯も飲まないと仕事に出かけられない、そんな毎日でした。
みかねた同僚の教師が、「こんなところがあるよ」と紹介してくれたのが、中野にあったとあるヨーガ教室。
最初のレッスンの帰り、それまで一度もピントが合わなかった駅の時刻表がパチッと見えるようになり、淳子は「すごいものに出会った!」とすっかりヨーガに惹きつけられ、学び始めました。

シヴァナンダ・アシュラムの 当時の
ハタヨーガの教師ゴーダ氏に学ぶ
ヨーガを教え始める 1978
その後、結婚して家庭に入り、三児をもうけ、忙しくしていた頃、夫の勝英の事業が立ちいかなる事件が起きました。
そこで体操の選手だった経歴を活かして、勝英と共に子どもたちに体操を教えるため、東京・荻窪駅の南口に「東京スポーツ教育センター」を立ち上げます。
おりしも小学校受験のブームが始まった頃で、たくさんの親子が通ってきてくれるようになりました。そんな中、子どもの発育には、親の心身の状況が大きく関わっていることに気づきます。そこで、それまで学んできたヨーガをお母さんたちにお伝えする機会をつくると、大きな反響がありました。
こんなに喜ばれるのであればと、子どもの教室が始まる前の時間をヨーガのレッスンにしたところ、たくさんの方がお越しくださいました。

ヨーガ指導を始めた頃

1990年代最晩年のスワミ・クリシュナナンダジと
右は須田育講師

「ヨーガ幸福への12の鍵」をスワミ・チダナンダに手渡す(右は長らく事務としても学院を支えてくれた湯沢清枝講師)
『ヨーガそのもの』に出会う 1980
淳子はそれまで自分の健康のためにヨーガを学んではきましたが、本格的に大勢の人に教えるのであれば、一度しっかり勉強したいと考えました。
英字新聞に「本場インドのヨーガ教師求む」と広告を出すと、当時筑波大に留学していたアニル・グプタ氏が応募してくれました。はじめは自宅まで来てレッスンをしてもらい、友永家と家族ぐるみのつきあいが始まります。
その後しばらくして、淳子と勝英は彼の案内でインドまででかけ、主要なヨーガ道場を巡りました。
その中で大きな感銘を受けたのが、リシケシにある、スワミ・シヴァナンダが拓かれた The Divine Life Society、通称 シヴァナンダ・アシュラムでした。
1980年当時、スワミ・シヴァナンダは既に亡くなられていましたが、そのお弟子さんであるスワミ・クリシュナナンダという世界的に知られたヨーガの師に会うことができました。
アシュラムに到着した翌日、世界中から集まったヨーガの求道者たちと部屋で待っていると、スワミ・クリシュナナンダが入って来ました。
「何を求めてきた?」
そう聞かれた瞬間、
「もう抱えきれないほどのもの」、
「ヨーガそのもの」を受取った、淳子はそう感じと言います。
後にさまざまな形で語られるこの邂逅ですが、「ああ、わたしはこれを伝えればいいんだ」
というものを得ることができたのでした。
「友永ヨーガ」と呼ばれるものの、そのエッセンスがそこにありました。

スワミ・ヨーガスワルパナンダと

スワミ・カーティケヤンと
「友永ヨーガ」を広める 19780-2024
帰国後、淳子は自分が受け取ったものを、日本の人にどのように伝えたらよいか、熱心に研究します。
身体が固くても、ストレスにさいなまれていても、インドの人のように手足が長くなくても、誰でも安心して安全に、「ヨーガそのもの」を感じてもらえるよう、試行錯誤しながらつくり上げたのが「友永ヨーガ」です。
生まれ持ったもの、年齢、性別、普段携わっている仕事、つまり、先天のもの、後天のものにすべてよって、わたしたちは、心も身体も一人ひとり違います。
ですが、それぞれ違う身体であっても、一定の方法で動かすことで「ヨーガそのもの」を感じ取れことを淳子は発見しました。そうした方法を試行錯誤しながら自ら生み出し、それまでに習ったさまざまな行法から抜き出し、「友永ヨーガメソッド」として伝えていきました。
身体の末端から、中央へ。
小さい動きから、大きな動きへ。
やさしい動きから、より複雑な動きへ。
短いキープの時間から、次第に長く。
まずは身体の変化を感じ取れるように、呼吸の変化を感じ取れるように、そして、次第に心が鎮まっていくように。
そのメソッドは創業以来、のべ100万人以上の人が体験しています。そして今も大勢の後継者が学び、伝え、愛されるものになっています。
「ヨーガそのもの」
別の言葉では、「内なる心地よさ」と言えるでしょう。
それは、すべてを癒し、バランスを取らせ、生命力、免疫力、判断力を回復させ、その人らしさを輝かせる力です。
自身もこの力に助けられ、大勢の教え子に恵まれた淳子は、2016年にパーキンソン氏病の診断を受けてからも、2024年初夏まで欠かさずレッスンを続けました。亡くなる4か月前のことでした。

自分の変化を慈しむ
小学生から高齢の方まで、どなたにもお薦めしたいのがヨーガです。ヨーガを行うときは、ゆっくりじっくり自分を楽しみ味わうように、感覚を集中して動いてください。続けるうちに、生きてゆく上でなくてはならないものになっていきます。

友永ヨーガ学院のあゆみ
インド正統ヨーガの叡智を、日本の暮らしへ
2020
2月
友永乾史「はじめての瞑想」朝日カルチャーセンター立川
2020
10月
第13期指導者養成コース開講
2018
4月
友永淳子 Yogini of the Year 受賞 (Yoga Journal誌より)
2016
6月
新潟リトリート トゥルシープロジェクト主催
2016
10月
第12期指導者養成コース開講、スワミ・チダナンダ生誕100周年記念祭を催行、スワミ・ヨーガスワルパナンダをお迎えして連続講義
2016
11月
荻窪ルミネにて「ルミネヨーガ」開催
2015
10月
第11期指導者養成コース開講
2015
5月
奈良西大寺にて集中講習会 奈良ヨーガリトリート主催
2014
4月
マタニティ・産後ヨーガ指導者養成コース開講
2012
10月
第10期指導者養成コース開講、スワミ・ヨーガスワルパナンダを迎えての講演、合宿
2011
5月
荻窪本部2Fに二教室と足圧施術室、カフェを併設
2011
10月
指導塾開講
2010
10月
第9期指導者養成コース開講
2010
4月
ひろしまヨーガピースに登壇(世界遺産厳島神社内の重要文化財千畳閣にてレッスン)
2009
5月
SPUR20周年アニバーサリー×友永ヨーガ@六本木ヒルズ (4000名の応募より320名が当選、二日間にわたってレッスン)
2008
10月
吉祥寺第一ホテルにて、30周年記念パーティー開催
2008
10月
友永ヨーガ学院 新宿御苑リトリート開校、第8期指導者養成コース開講
2006
2月
スワミ・カーティケヤン 講演会
2004
11月
六本木ヒルズ アカデミーヒルズにて月1回のレッスンをスタート
2004
2月
スワミ・カーティケヤン 講演会
2003
10月
第7期指導者養成コース開講
2001
8月
スワミ カーティケヤン 集中修行会 講演と実習プージャ
2001
4 月
スワミ・ヨーガスワルパナンダ 修行会 通訳
2000
2月
スワミ カーティケヤン 講演会
2000
12月
スワミ・チダナンダ著 友永淳子訳「ヨーガ 幸福への12の鍵」東方出版より上梓
1999
7月
スワミ・カーティケヤンによる集中修行会
1999
9月
NHK文化センター八王子教室スタート
1999
8月
スワミ・カーティケヤン 20周年記念講演
1999
7月
20周年記念パーティー 於 東急イン
1998
9月
スワミ・ヨーガスワルパナンダによる集中修行会を主催、9/28~10/30 スワミ ヨーガスワルパナンダ 日本ツアーを主催、講演と実習「心身の疲労回復と明日への活力のために」
1998
4月
形山睡峰禅師 講習会 「唯我独尊」
1998
1月
スワミ・カーティケヤン 講演会
1997
9月
シバナンダ・アシュラムより、スワミ・カーティケヤンをお迎えして講演会、「混迷の時代をいかに生きるか」
1997
4月
朝日カルチャーセンター 立川 スタート
1996
8月
ヨーガ研修・視察のため渡米、シバナンダ ヨーガ ベーダンタセンター(ニューヨーク)にて研修
1996
5月
アニル・ヴィディヤランカール博士 講演会 「ギータ・サール・生命の輝き」(元インド連邦政府国立教育訓練所人文・社会研究部長 サンダハーン主宰)
1996
12月
足圧法コース開講
1996
11月
インド リシュケシ シバナンダ アシュラムにてヨーガ研修
1994
4月
ヨーガ研修・視察のため渡仏、シバナンダ ヨーガ ベーダンタセンター(ロントロイ)にて、マリ ベネディック ブシェ氏のもとで研修
1993
5月
ヨーガ研修・視察のため渡英
シバナンダ ヨーガ ベーダンタセンター(ロンドン)にて研修
1992
2月
NHK(総合)にて安産ヨーガの指導
1991
11月
インド リシュケシ シバナンダ アシュラムにてヨーガ研修
1991
11月
シバナンダアシュラムより スワミ・チダナンダがご来臨 講演会を開催
1988
11月
シバナンダアシュラムより スワミ・チダナ ンダがご来臨 講演会を開催
1987
7月
荻窪駅北口 上荻1丁目に移る
1985
5月
「母と子のヨーガ健康法」入門編・実技編 出版 (総合科学出版)
1983
9月
友永ヨーガ専門学院創立(指導者養成コース開講)
1982
12月
インド リシュケシ シバナンダ アシュラムにてハタヨーガの指導
1981
12月
ヨーガ研修・視察のために渡米、シバナンダ ヨーガ ベーダンタセンター(ロサンゼルス)にて研修、平凡社 健康のための医学百科 ヨーガの項執筆
1981
7月
友永ヨーガ学院創立
1980
2月
インド リシケシ シバナンダ・アシュラム(The Divine Life Society)にて研修、スワミ・クリシュナナンダに拝謁、インド ニューデリー国立ヨーガ治療院にて研修(故ネール首相のヨーガ指導者ディレンドラ・ブラムチャーリージ在籍の治療院)
1978
7月
荻窪駅南口に東京スポーツ教育センター開校、子供むけの体操教室のかたわら、ヨーガクラスを設ける